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青年期(13~19才)

青年期(13~19才)からのお口のケア

メリハリのある食生活習慣

青年期(13~19才) 3度の食事を中心とした食生活にして、特に朝食は1日の食事のうちで最も重要視しましょう
学生においては、授業への集中力にも影響を与えます。
物の飲み食いは、乳幼児の頃からの学習ですから、食卓での親御さんの教育は生涯に通じるマナー習得の場でもありますので、常に繰り返し促して行きましょう。

間食とは3度の食事を補うモノで、決しておやつは甘食である必要はありません。
おやつはお茶(麦茶)・水や果物と共に与えるのが肝心です。
従って、夕食に影響を与えるようではいけません。甘いおやつは決まった時間に、決まった場所で、一定量を液体や果物などと共に与えましょう。
お皿に乗せた食べ物が残っていない事がお腹の中に消えた事で喜んでいてはいけません。液体で食べ物を流し込んでいたのでは好ましくありません。どのように食べているのかを正面からよ~く観察してみてください。
「だらだら食い」がむし歯の一番の原因となります。青春期の【ダイエット】は晩年の健康に大変悪い影響を与え、乳幼児期の脂肪の摂取が肥満細胞形成に繋がる事もよく知られている処です。

噛むことの効能

たくさん噛むことの効能としては、以下のような内容があげられます。

固いものを噛めばすぐにあごの骨が大きくなるというものではありません。
食品のもち味を生かし、固いものというより、よく噛まないと飲み込みにくい繊維質のものを食べましょう
たとえばキャベツなども10回ぐらい噛んだだけでは飲み込めません。

よく噛むことで唾液もたくさん出て上手に飲み込むことができるようになり、今までにない味わいが得られるはずです。
口の中に食べ物が残ったままお茶、水、牛乳を飲むと流し込み食事になります。
よく噛んで飲み込むという正しい食べ方が発達しないで液体食人間になります。

清涼飲料水の飲み過ぎ防止

清涼飲料水を水がわりにしないでください。買うときには表示をよくみましょう(砂糖g、果汁%、添加物) 。
スポーツドリンク、果汁100%もむし歯になりやすいので気をつけましょう。
※スポーツドリンクは健康飲料のイメージがありますが、PH4ぐらいと酸度が高く、糖分も多く含みむし歯を作りやすいです。

乳酸菌飲料は胃腸に良いと思って飲ませますが、砂糖が多くむし歯の大きな原因です。